冬の巣箱管理:ミツバチの無事を確認する方法

冬に巣箱の中でミツバチたちが順調に過ごしているかを確認する簡単な方法として、巣箱の蓋に手をあてる方法があります。
手のひらにほんのりとした温かさを感じることができれば、巣箱の中でミツバチたちは元気にいる証拠です。冬の暖かい日に、強群の巣門からはミツバチが出入りすることが多いですが、逆に巣門に動きが見られない巣箱もあります。その場合でも、蓋を開けることなく手をあてるだけで内部の状態をある程度確認できるため、寒い季節に巣箱の環境を乱さずに見守ることができます。また、巣箱からミツバチたちが逃げてしまってないか、巣箱の中で元気にしているかを確認できます。
特に厳寒期には、巣箱の蓋を開けることで内部の温度が急激に低下し、ミツバチにとって大きな負担となるため、できるだけ巣箱の開閉を避けることが重要です。この方法なら、ミツバチを驚かせることなく中の状態を確認できるので、有効的な冬季管理の一つと言えます。
ミツバチたちが無事に冬を越し、春に元気に活動できるよう、日々の細やかな観察を続けていきたいですね。

この記事へのコメントはありません。